30代サラリーマン、投資を始める。

投資を始めた方がいい理由とは?──これからの時代を生き抜くために

「投資」と聞くと、あなたはどんなイメージを持ちますか?

「難しそう」「損しそう」「お金持ちの人がやるもの」──そんな印象を持つ方も多いかもしれません。ですが、今や投資は特別な人だけのものではなく、むしろ普通の会社員や主婦、学生でも始める時代になっています。

この記事では、なぜ私たちが今こそ投資を始めた方がいいのか、その理由をわかりやすくお伝えしていきます。


1. 銀行預金だけではお金が増えない時代

過去にはもっと高い金利の時代があり、定期預金で6%台の時期もあったようです。しかし現在の普通預金金利は、年0.02〜0.2%前後。(最近、金利上昇しましたね)100万円を1年間預けても、利息はわずか200〜2000円程度です。

一方で、物価はじわじわと上がり続けています(インフレ)。たとえば、数年前よりもコンビニのおにぎりやファストフードが少し高く感じることはありませんか? これはお金の「価値」が目減りしている証拠です。

つまり、ただ預金しているだけではお金の実質的な価値が減ってしまうという時代に、私たちは生きているのです。


2. 老後資金の準備は“自分で”する時代に

かつては「年金+退職金+貯金」で老後は安泰という時代がありました。しかし少子高齢化が進む今、将来的に公的年金だけで生活をまかなうのは難しいと考えられています。

金融庁が2019年に発表した「老後2,000万円問題」は大きな話題となりました。「年金だけでは生活費が足りず、自助努力が必要」との内容は、衝撃だった方も多いのではないでしょうか。

20代、30代のうちから少しずつ投資でお金を育てることは、老後の不安を減らす有効な手段となります。時間を味方につけて、コツコツ資産を増やす。これが“投資”の本質です。


3. 投資=お金に働いてもらうこと

投資とは「自分の代わりにお金を働かせる」ことです。

私たちは働いて給料をもらいますが、1日は24時間しかありません。どれだけ頑張っても、時間にも体力にも限界があります。

しかし、投資をすれば、あなたの代わりに「お金」が24時間、365日働いてくれます。特に長期投資でリターンの期待できる「インデックス投資(全世界株式や米国株)」などは、忙しい人でも無理なく取り組める手法として注目されています。

”あなた”一人で働くよりも”あなた”と”投資”2馬力で働く方が早期の資産形成へとつながります。


4. 投資は少額からでもOK。100円からでも始められる

「投資にはたくさんのお金が必要」と思っていませんか?

実は、現在はSBI証券や楽天証券などで、100円から投資信託を購入することが可能です。さらに、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)といった税制優遇制度を活用すれば、効率よくお金を増やすことも可能です。

始めるハードルは、昔と比べてぐっと下がっています。


5. 投資は「知識」と「経験」で強くなる

投資を始めることで、お金の流れや経済の動きに自然と興味が湧いてきます。ニュースや為替、インフレの意味などが実生活とリンクして理解できるようになります。

また、最初は小額でも、自分のお金が増減することで「感情の波」も体験できます。これは大切な学びです。失敗から学ぶことも多く、それが将来の大きな成果につながることもあります。


まとめ:投資は「将来の自分」を助ける行動

将来のために、何か準備を始めたい──でも、何から始めたらいいかわからない。そんな方にこそ「投資」はおすすめです。

もちろん、リスクもゼロではありません。でも、「投資=ギャンブル」ではありません。計画的に、長期的に、お金と向き合うことで、堅実に資産形成することが可能です。

未来の自分に「ありがとう」と言ってもらえるように。まずは証券口座を開設し、小さな一歩を踏み出してみてください。

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