2026/3/31 下がってる…やめた方がいい?今の相場で積立を続けるべき理由

資産運用

こんにちは。今日は、最近の市場の動きが気になっている方に向けて、率直にお伝えしたいと思います。


今、何が起きているのか

まず事実から整理しましょう。

S&P500は3月に入って5週連続で下落し、月間下落率は7.4%と2022年9月以来の大幅安となりました。200日移動平均線も明確に下回っています。

なぜここまで下がったのか。主な原因は中東情勢です。

イランでの戦闘が長期化し、原油価格は3年8か月ぶりの高水準まで上昇。投資家の警戒感は、1年前の相互関税ショック時以来の高さになっています。

直近では、米国によるイランのウラン施設への攻撃報道とイランによる報復示唆により、地政学リスクとインフレ再燃への警戒が強まりました。VIX指数(いわゆる「恐怖指数」)は30を超え、市場の緊張の高まりを示しています。

つまり、「株価が下がっている=米国経済が崩壊している」わけではなく、地政学的な不安が投資家心理を冷やしているという状況です。


「でも企業の業績は?」という視点

ここが大事なポイントです。

S&P500の予想PER(株価収益率)は直近時点で19.6倍程度まで低下しており、2023年以降の平均値である21.2倍を大きく下回っています。また、米国企業の予想1株当たり利益(EPS)は、直近の不安材料が出る前と比べてもほとんど変わっていません。

わかりやすく言うと、企業そのものの稼ぐ力は落ちていないのに、株価だけが下がっている状態です。いわば「セール中」に近い状況とも言えます。


eMAXIS Slim S&P500・オルカンを持っている方へ

SBI証券で積み立てているeMAXIS Slim S&P500やオルカン(全世界株式)も、当然この下落の影響を受けています。含み損になっている方もいらっしゃるかもしれません。

でも、ここで確認しておきたいことがあります。

積立投資の「目的」は何でしたか?

老後の資金づくり、10年後・20年後のために始めた方がほとんどのはずです。であれば、今の下落は「長い旅路の途中の一時的な揺れ」にすぎません。

米国の経済と企業の成長力は健在であり、短期的に調整があっても長期では右肩上がりが続くという考え方は、多くの専門家が支持しています。


今の下落局面で積立を続ける意味

下落相場には、実は積立投資家にとって「有利な面」があります。

毎月同じ金額を積み立てている場合、価格が下がっているときほどより多くの口数を買えることになります。これが「ドルコスト平均法」の力です。

下落のたびに積立を止めてしまうと、この恩恵を受けられなくなります。長期投資の成果は、「続けた人」と「途中でやめた人」で大きく変わってくるのです。


⚠️ 以下は推測・見通しを含む内容です

ここからは現時点での予測や見通しであり、確定した事実ではありません。参考情報としてお読みください。

  • イラン情勢の収束時期は不明であり、戦火がさらに拡大するリスクもあります
  • FRBがインフレ再燃を受けて利上げに踏み切った場合、株価にはさらなる下押し圧力がかかる可能性があります
  • 一方で、S&P500の底打ちは最終段階に近づきつつあるとの見方も一部の市場関係者から出ています
  • 底打ちのタイミングは誰にもわかりません

まとめ:今やるべきことは「何もしないこと」

下落相場で一番やってはいけないのは、感情に任せて積立を止めることです。

ニュースを見て不安になる気持ちはとてもよくわかります。でも、その不安こそが「長期投資を続けられる人と続けられない人」を分ける分岐点です。

毎月の積立設定は、今日も動かさないでおきましょう。


※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

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