こんにちは。今日は、4月7日時点での最新ニュースをもとに、S&P500とオルカンに積立をしている方に向けて、今の相場を整理してお伝えします。
【確定情報】今週の市場で起きたこと
▶ S&P500、4日続伸で「強気」な動き
先週末(4月4日時点)、S&P500は6週ぶりに週次反発を記録しました。終値は6,582.69ポイントで、前週末比3.36%高と、2月以来最大の週次上昇となりました。
さらに、4月6日(月)には4日続伸。トランプ大統領が記者会見でイランへの攻撃を翌7日に激化させる可能性を示唆する中でも、S&P500は上昇基調を維持しました。投資家の間では「米国企業の業績はホルムズ海峡封鎖が続いても崩れない」という自信もあるようです。
▶ 3月雇用統計は「予想の約3倍」の好結果
4月3日(祝日・グッドフライデー)に発表された3月の米雇用統計は、非農業部門就業者数が前月比17.8万人増となり、市場予想(6.5万人増)を大きく上回る結果でした。失業率も4.3%で、予想(4.4%)より良好。平均時給の伸びも3.5%増に留まり、賃金によるインフレ圧力も限定的でした。
米国経済の底堅さを改めて確認できた内容です。
▶ イラン情勢:停戦交渉の報道が入り乱れる
最大の不確実要因はイラン情勢です。現時点でわかっていることを整理します。
- トランプ大統領は4月6日の記者会見で、イランに対して「4月7日午後8時(米東部時間)」までの猶予を与えると表明
- パキスタンなどの仲介国が45日間の停戦を模索しているとの報道あり
- 一方、イラン国営メディアは停戦提案を拒否したと報じている
- 原油価格(WTI)は一時1バレル=111.54ドルと、2022年6月以来の高水準に
停戦への期待と、交戦激化への懸念が毎日のように交錯しており、市場は一日単位で大きく動く可能性があります。
この状況、eMAXIS Slim S&P500・オルカン持ちにとってどう見ればいい?
まず整理しましょう。今の市場は「悪材料(イラン・原油高・利下げ後退)」と「好材料(雇用の底堅さ・企業業績への期待)」が綱引きしている状態です。
そして、S&P500の予想PER(株価収益率)は直近で19.1倍前後まで低下しており、2023年以降の平均値(21.2倍)を大きく下回っています。これは「企業の稼ぐ力に対して、株価が割安になってきた」ことを意味します。
長期積立の観点から言えば、今は割安で口数を積み増せている局面とも言えます。
今週注目すべき日程
- 4月8日(米時間):3月FOMC議事録の公表
- 4月10日(米時間):3月CPI(消費者物価指数)の発表
特に3月CPIは重要です。原油高を背景にインフレが再加速していれば、FRBの利下げ期待がさらに後退し、株価の重石になります。逆にインフレが落ち着いていれば、相場への安心感が広がる可能性があります。
⚠️ 以下は推測・見通しを含む内容です
ここからは確定情報ではなく、現時点での市場関係者や専門機関の見通しです。参考情報としてお読みください。
- 野村證券は「イラン情勢は2026年4〜6月中に収束し、FRBが年内2回の利下げを実施する」をメインシナリオとして、2026年末のS&P500を7,300ポイントと予想しています(3月31日時点)
- ただし、イラン情勢が長期化した場合の下限シナリオとして6,200ポイントも視野に入れています
- 停戦交渉が急転直下でまとまれば、S&P500が急反発する可能性もあります
- 逆に、今夜(7日)の交渉期限後に攻撃が激化すれば、週明けに改めて下落する恐れがあります
まとめ:積立は「ニュースに反応しない」ことが武器
今の相場は、毎日のようにニュースで方向感が変わります。停戦報道が出れば急騰、攻撃激化の報道が出れば急落、という状況です。
でも、SBI証券で毎月積立をしている皆さんには、これは実はあまり関係のない話です。
毎月一定額を買い続けるドルコスト平均法は、価格が乱高下するほどその恩恵が大きくなるしくみです。高い日も安い日も関係なく淡々と積み立てることが、長期で見たときの平均コストを下げていきます。
今日のニュースに一喜一憂するよりも、10年後・20年後の自分の資産を信じて、設定はそのままにしておきましょう。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。記事内の数値・情報は執筆時点(2026年4月7日)のものです。

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